「いばらき児童生徒作品展」 地図製作し環境学ぶ 水戸

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県内の小中学生が応募した作品の中から46点が展示されている=水戸市文京

■甲野藤君(茨城大付属小)最優秀賞

県内の小中学生が作成した地図の優秀作品を展示した「第19回いばらき児童生徒地図作品展」が9日まで、水戸市文京の茨城大学図書館1階展示室で開催されている。身近な地域を調査し、地図にまとめることで周囲の環境や地図への興味、関心を高めてもらうのが狙いで、今年は台風や地震などの災害が多かったため、自然環境や防災をテーマにした作品が目立ったという。

いばらき児童生徒地図研究会(会長・村山朝子同大教授)が主催。応募があった183点のうち選出された46点が展示されている。村山教授は「今年は台風や地震など災害が多かったため、自然環境や防災をテーマにした作品が多かった」と解説する。写真やグラフ、イラストなどを用いて分かりやすくまとめた作品が多く並ぶ。

最優秀賞に選ばれた甲野藤(こうのとう)秀文君(茨城大付属小6年)の作品は水戸駅周辺の東日本大震災による被害と復興の様子が写真と地図に表現され、震災を未来に語り継ぐメッセージが評価された。来場した父親の学習塾経営、文宏(ふみひろ)さん(41)は「昔から地図が好きな子だった。何かの役に立つといい」と話した。村山教授は「制作者の思いをくみ取り、自分の地域を見直してほしい」と来場を呼び掛けている。(澤田将生)

優秀賞の受賞者は次の通り。(敬称略)

若木茉那(茨城大学付属中2年)、北田陽菜(茗渓学園中2年)、岩田明香里(つくば市立島名小4年)、横内新(つくば市立谷田部小3年)、佐々木あすか・国島ゆうな(茨城大学付属小6年)、桜井瑛太(江戸川学園取手中1年)