笹子事故発生から6年、山梨

トンネルで献花、亡き9人へ祈り

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中央自動車道笹子トンネルの上り線出口(奥)付近の仮設テントで献花する遺族=2日午前、山梨県大月市(代表撮影)

 2012年に9人が死亡し、3人が重軽傷を負った山梨県の中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故は2日、発生から6年となった。事故が起きた午前8時すぎ、現場となったトンネル内や出口近くの仮設テントで遺族らが献花し、黙とうをささげた。

 同県都留市のホールではトンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)主催の追悼慰霊式が開かれた。長女松本玲さん=当時(28)=を亡くした遺族代表の母和代さん(67)=兵庫県芦屋市=は「身元確認がDNA鑑定にならざるを得ない凄惨な事故だった。刑事裁判の扉は開かれていない。会社は真摯に事故原因を公表すべき」と涙をこらえながら述べた。