「ワニ退治ゲーム」 上五島高生が製作 文化祭で好評

 長崎県立上五島高(原昌紀校長、355人)の電気情報部員5人が、電気信号の仕組みを活用した「ワニ退治ゲーム」を製作。10月下旬開かれた同校の文化祭で披露し、来場者から好評だった。

 ゲームは縦約35センチ、横約60センチ、奥行き約40センチ。スイッチを入れ、手動で飛び出す「ワニ」をウレタン製のハンマーで上手にたたくと光って音が鳴る。ゲームセンターの遊具の仕組みを学ぶ目的で、1月から約半年かけて製作した。

 文化祭後は校内で保管されている。製作者の1人、大水素生(そう)さん(16)=1年=は「繰り返し遊ぶ人もいたので、地元のイベントに、また“出現”させたい」と意欲。

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