日立市 転入・初子育て親子 交流バスツアー好評 支援施設や動物園巡る

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日立市子どもセンターで遊技を楽しむ参加者=同市西成沢町

子育て支援に力を入れる日立市は11月28日、就学前の幼児親子を対象とする「転入親子・初めて親子ウエルカムバスツアー」を実施した。転入や初めての子育て中の父母が1人で悩みを抱えず、交流してもらうのが狙い。親子で気軽に出掛けられる場所として、市内の子育て関連施設やかみね動物園を巡り、参加者は楽しい一日を過ごした。

同ツアーは、市の広報戦略「日立市ってホントはすごいんです!」プロジェクトの一環として開催。同市は毎年、人口が約2000人ずつ減少していることから、転出を抑制し転入を促進するため、子育て支援策などの周知を図る活動に取り組んでいる。今回のツアーは「転入して3年以内」か「初めての子育て中」の市民を対象に募集した。

この日は17組36人の親子が参加。市役所に集合した後、子どもセンター、市立おおくぼ保育園の子育て支援センター、福祉プラザのおもちゃライブラリー、かみね動物園を回った。

同市西成沢町2丁目の子どもセンターでは、子どもたちが滑り台や砂場がある園庭で遊んだ後、屋内のふれあい広場で大型絵本の読み聞かせや歌に合わせた遊技を楽しんだ。同センターは年末年始を除いて開いており、職員は「お弁当も食べられ、おむつコーナーもあるので、気軽に利用してほしい」などと呼び掛けた。

かみね動物園で昼食となり、参加者はグループになるなどしてお弁当を食べ、その後は18日にオープンしたばかりの「はちゅウるい館」などを見学、園内を思い思いに散策した。

育児休業中の同市東多賀町、会社員、脇屋いずみさん(38)は1歳1カ月の長男・郁利ちゃんと参加。「みんな子どもを連れているので泣き出しても迷惑が掛からないと思い参加した。初めて行った子どもセンターは遊ぶ場があって良かった。子どもも外で遊べて喜んでいた」と話した。

市は今回、応募が多く抽選になったことから、「来年3年ごろに2回目のツアーを実施したい」(シティプロモーション推進室)としている。(川崎勉)