トランプ氏、対中国の通商に傾斜

G20、外交懸案は先送り

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ブエノスアイレスで、G20首脳会合に出席するドイツのメルケル首相(手前左)とトランプ米大統領(同右)=1日(G20広報提供、AP=共同)

 【ブエノスアイレス共同】トランプ米大統領は1日、アルゼンチンで開かれたG20首脳会合と一連の首脳外交を終えた。関心はもっぱら対中国を柱とする通商問題に傾いた。焦点だったロシア、サウジアラビアとの正式な首脳会談はなく、核軍縮やウクライナ問題、サウジ人記者殺害といった外交懸案は先送りされた。

 トランプ氏は首脳会合や日本、オーストラリアとの首脳会談で繰り返し「不公正な貿易取引」の是正を取り上げた。ドイツのメルケル首相との会談では「巨額の貿易不均衡を抱えている」と不満を示した。

 「パリ協定」も、G20首脳宣言には米国が協定から離脱する決意を特別に盛り込ませた。