元日本代表MF稲本潤一、契約満了で札幌を退団 来年40歳も現役続行に意欲

北海道コンサドーレ札幌は2日、元日本代表MF稲本潤一との契約を更新しないと発表した。

現在39歳の稲本はガンバ大阪でプロとしてのキャリアをスタートさせ、2001年に海外挑戦を決断。アーセナルやフルハム 、フランクフルトなどでプレイした。その後、2010年にJリーグ復帰を果たし、川崎フロンターレへ加入。5シーズン過ごしたのち、2015年から札幌でプレイしている。加入初年度はJ2で31試合に出場したものの、その後は怪我にも悩まされ、思うような出場機会を得られず。今季もJ1では2試合に途中出場したのみとなっていた。

そんな稲本はクラブの公式サイトを通じて「4年間ありがとうございました。ホームに関わらずアウェイにまでたくさんの声援でいつも僕たちを後押ししてくれて勇気づけられました。怪我で出れていない間はチームに迷惑をかけましたが、怪我から復帰して札幌ドームに帰ってきたときの声援は一生忘れないと思います。来年は札幌ではできないですが、一ファンとしてコンサドーレを応援していきたいと思います」と感謝の意などを述べた。そして「まだまだ現役でやるつもりなのでどこかで会えれば声を掛けて下さい。ありがとうございました」と現役続行の意思があることを明かしている。

来年9月には40歳の誕生日を迎える稲本。来季どのクラブでプレイすることとなるのだろうか。

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