ユヴェントスやインテル、バルセロナなど数多くのクラブでプレイしてきたズラタン・イブラヒモビッチは、そのキャリアの中でスター選手たちと共演してきた。そんなイブラヒモビッチがInstagramで自身の思うベストイレブンを作成。これまで共演してきた選手や対戦した選手を中心に、なかなかバランスの取れた構成となっている。
まずGKにはジャンルイジ・ブッフォンを指名。ユヴェントス時代にイブラヒモビッチはブッフォンとチームメイトだったことがあり、その凄さを理解しているのだろう。また第2GKまで選択されており、そこにはマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアと一旦書いたあとに消し、インテルで活躍したジュリオ・セーザルと書き直している。ここはイブラヒモビッチも迷ったようだ。
最終ラインは右サイドバックに元ユヴェントスDFリリアン・テュラム、左サイドバックはインテルやバルセロナで共闘してきた盟友マクスウェル、センターバックはパリ・サンジェルマン時代のチームメイトであるチアゴ・シウバと、セリエAでの対戦経験から苦労させられたと明かしていた元ミランのアレッサンドロ・ネスタを選んでいる。
中盤はアンカーの位置にバルセロナ時代のチームメイトであるシャビ・エルナンデス、インサイドハーフには元ユヴェントスのパヴェル・ネドベド、パトリック・ヴィエラを選択。ここはなかなか渋い選択となっており、ネドベドとヴィエラも元チームメイトだ。
前線は左にロナウジーニョ、右にリオネル・メッシ、そして中央にはやっぱりイブラヒモビッチと書いている。ベストイレブンに自分を入れるところだけは譲れないのだろう。守備への貢献は期待できないが、この3人が揃えばアイディア溢れる攻撃を繰り出してくれそうだ。
控えにはDFファビオ・カンナバーロ、MFジェンナーロ・ガットゥーゾ、クラレンス・セードルフ、アンドレス・イニエスタを選択。どの選手もワールドクラスだが、英『Daily Mail』は同じ古巣なのにマンUの選手が誰も入っていないと嘆いている。マンUではヨーロッパリーグなどを制したが、今のマンUの選手でこのベストイレブンに入れる存在はいなかったか。