エア・ウォーター、歯髄関連の新会社を設立

 エア・ウォーター(会長・豊田昌洋氏)は28日、歯髄(歯の神経組織)幹細胞を活用した歯髄関連事業を企画・推進するための子会社であるアエラスバイオを設立し、事業化に向けた取り組みを開始した、と発表した。

 また、エア・ウォーターと歯愛メディカルとは、19年3月中に新会社が行う第三者割当増資を歯愛メディカルが引き受ける方法によって、新会社に対するエア・ウォーターの出資比率を70%、歯愛メディカルの出資比率を30%とすることについて合意した。

 新会社は、洗口剤などの口腔ケア商品の開発・販売、歯髄幹細胞加工製品事業に参入するための準備を進めるとともに、歯科医院、口腔外科の患者から自己の不要歯の提供を受け、歯髄幹細胞の研究を進め、21年に歯髄関連事業の事業化を行う予定。

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