北日本は週末以降かなり寒く 東北は降雪多い 低温と大雪に関する情報

3日(月)気象庁発表 低温に関する異常天候早期警戒情報(12月8日~17日の期間) 出典=気象庁HP

 きょう3日は全国的に気温が高く、東北日本海側で15℃以上、北海道でも10℃を超えている地域がある。あす4日(火)はさらに気温が上がり、時季外れの高温となる所がありそうだ。宮古(岩手)の予想最高気温は、20℃と10月上旬並み。札幌でも14℃と、10月下旬並みまで上がる見込み。
 
 ただし、北海道は日本海側を中心に、4日昼過ぎから気温が一気に下がる予想だ。さらに、5日(水)の札幌は最高気温が未明に観測される予想で、日中は気温が下がり続けて夕方以降は0℃を下回る見込み。その後、週末にかけては一日中気温が氷点下の真冬日となりそうだ。東北でも似たような気温推移が予想され、秋田は4日の最高気温が16℃の予想だが、週末以降は最低気温が氷点下となる日が続く見通し。
 
 こうした予報をふまえ、北日本は8日(土)頃から1週間は気温が平年よりかなり低くなるとして、気象庁は「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。今週は気温変化が大きくなるので、体調管理にも注意が必要だ。

3日(月)気象庁発表 大雪に関する異常天候早期警戒情報(12月8日~17日の期間) 出典=気象庁HP

 また、東北日本海側には、あわせて「大雪に関する異常天候早期警戒情報」も発表されている。8日頃からの1週間ほどは、東北日本海側を中心に青森県下北、岩手県内陸、宮城県西部でも、降雪量が平年よりかなり多くなる見込み。農作物の管理や、除雪などの対応、今後の気象情報に気を配る必要

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