〔異常天候早期警戒情報〕今週末から北日本では低温、東北日本海側では大雪のおそれ 雪への備えを(12/3)

気象庁は3日14:30、北日本に低温または大雪に関する異常天候早期警戒情報を発表しました。発表によると、12月8日頃からの約1週間、北海道、東北の各地方で平年よりも「かなりの低温」、東北(日本海側)で降雪量が「かなり多い」となる確率がそれぞれ30%以上になると見込まれています。なお、東北地方では日本海側を中心に、青森県下北、岩手県内陸、宮城県西部でも降雪量が平年よりかなり多くなるおそれがあります。
気象庁では、農作物の管理に注意するとともに、特に大雪に関する異常天候早期警戒情報が発表された地域では、交通障害や除雪の対応に留意するなど、雪への備えを呼びかけています。

■東北地方(12月8日頃からの約1週間)
【低温】
・かなりの低温(7日平均地域平年差:-2.9℃以下)

■東北地方(12月8日頃からの約1週間)
【低温】
・かなりの低温(7日平均地域平年差:-2.3℃以下)
【大雪】(日本海側)
・大雪(7日合計地域平年比:224%以上)

※この期間の7日間平年降雪量
・青森県:むつ 19cm、青森 32cm、酸ケ湯 78cm
・岩手県:盛岡 9cm
・宮城県:駒ノ湯 39cm
・秋田県:秋田 14cm
・山形県:山形 14cm、肘折 70cm
・福島県:若松 14cm

※異常天候早期警戒情報とは、社会に影響を及ぼすような平年からの隔たりの大きな天候が発生する可能性を早い段階で発表する予測情報のことで、気温・降雪量を対象としている。情報発表日の5日後から14日後までの、7日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報が発表される。

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