圧倒的なスピードで相手ゴールへ迫り、重要な局面で得点を決める。アーセナルサポーターはFWピエール・エメリク・オバメヤンの姿に同クラブのレジェンドであるティエリ・アンリを重ねたのではないだろうか。
オバメヤンは2日に行われたトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーに先発し、2得点を記録。チームの4-2勝利に大きく貢献した。得点数も10に伸び、現在リーグ得点王だ。スピード、決定力、得点数など、アンリと重ねられる部分は多い。
英『FourFourTwo』によると、この試合で重要な役割を果たしたMFアーロン・ラムジーもオバメヤンの決定力を絶賛している。特に後半に横パスを走りながらゴール右隅にぶち込んだゴールをラムジーも絶賛しており、アンリの姿を見たと語っている。
「信じられないゴールだけど、トレーニングで普段からやっているからね。彼はスピードに乗りながらコーナーに蹴り込むんだ。アンリのフィニッシュを思わせるよ。彼は僕たちにとって素晴らしい存在だよ。あのゴールは僕たちにとって重要なものだったと思う。しびれる雰囲気を感じたからね」
同じくゴールを決めたアレクサンドル・ラカゼットと合わせ、アーセナルはプレミア最強クラスのストライカーを2枚抱えている。守備は改善すべき部分だが、攻撃はどこが相手でも複数得点を奪えるだけの力を持っている。
