立命大「関西無敗」の力証明 京都学生駅伝連覇

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1位でゴールする立命大のアンカー森(京産大第1駐輪場前)

 第85回京都学生駅伝(関西学生陸上競技連盟、京都新聞主催)が2日、京都市左京区の北大路橋東側河川敷から北区の京産大第1駐輪場前までの6区間40・4キロで行われ、立命大が2時間39秒で2年連続30度目の優勝を飾った。

 手拍子とともに自身の名前が何度もコールされる中、立命大のアンカー森は両手の人さし指を空に向け、優勝のテープを切った。「逃げ切ることが最優先だった」。鬼気迫る表情から一転、笑みがこぼれた。

 2位と30秒差のトップでたすきを受けた。貯金はあったが、中間点で背後から足音が聞こえるほど京産大が迫っていた。森は「下り坂を使って振り切るのに必死だった」とアンカー勝負を振り返る。

 今季の集大成として全員4年のオーダーで挑んだ。初の駅伝という2区の楠(三木)は「迷惑をかけたくない一心だった」とラスト1キロでギアを上げ、2位の龍大を2秒差で振り切った。5区の原田(洲本)は「1秒でも差を付け森に渡したかった。振り返らず、全力で突っ込んだ」と区間新の単独走。高尾コーチは「気持ちで勝ったレース」と選手をたたえた。

 出雲駅伝で7位に入賞し、関東勢とも競り合える力を付け、今季は関西勢の中では負けなし。小岩主将は「不安もあったがいい形で締めくくれた」と有終の美をかみしめていた。