濱田岳主演「フルーツ宅配便」に仲里依紗、前野朋哉、原扶貴子、荒川良々、松尾スズキら個性派俳優陣が集結!!

テレビ東京系で、2019年1月11日にスタートする濱田岳主演のドラマ24「フルーツ宅配便」(金曜深夜0:12)に仲里依紗、前野朋哉、松尾スズキ、荒川良々、原扶貴子らが出演することが明らかになった。本作は、デリヘルで働くワケあり女子の人間模様を、デリヘルの店長になったごく普通の男・咲田真一(濱田)の目線を通して描く物語。仲は、地元に戻った主人公・咲田が偶然再会する中学時代のマドンナ的存在・本橋えみ役、前野は、中学時代の同級生で気の置けない友人・小田哲郎役、松尾はデリヘル「フルーツ宅配便」のオーナー・ミスジ役、荒川はデリヘル嬢の送迎を担当するマサカネ役、原は気さくな事務のみず子役に扮(ふん)する。そして、監督は白石和彌氏と、独特な世界観で注目を集める映画監督・沖田修一氏が務める。

仲は「デリヘルのお話と聞いた時、最初は少し驚きましたが、いろんな事情を抱えている女性たちの人間模様が描かれていて、とても深いドラマになっています。男性はもちろんですが、ぜひ女性に見ていただきたいドラマです」とコメント。荒川は「テレ東の深夜枠です。監督は白石和彌さん! 沖田修一さん! 共演に濱田くん! 松尾さんです。面白くならないわけがない! こうご期待! マサカネは謎が多い男です。あと、常になんか食ってます」と紹介している。

また、松尾は「白石監督に興味があってお受けしました。とはいえ結構せりふが多くて、毎日必死です。ミスジは、漫画で抱いていたイメージよりヤクザな雰囲気です。パンチパーマですし。慣れぬ輩な役ですが、相棒が荒川なので助かってます。声を荒げる者のいない楽しい現場です」と役どころに触れた。前野は、「『フルーツ宅配便』はとても切なくて悲しくて、いとおしいお話。今日も日本のどこかで日常的に起きている出来事なわけで。僕は小田ちん、濱田さん演じる咲田の親友役なわけで。濱田さんとは本当に親友みたいで、何でも話せるから気兼ねなくいれるわけで。母さん、今日も寒いけど現場は楽しいです。追伸、現場でなぜか…台本にない『北の国から』風ナレーションを録りました」とドラマ「北の国から」風に意気込みを語った。

さらに原は、「デリヘルのお話と聞いてびっくりしましたが、普段は先生役など、いわゆる堅い役が多いので、役の広がりがたいっへんうれしかったです。以前、風俗に勤めている友だちに“風俗に向いている”とスカウトされたことをお守りにがんばります!」と出演を喜んでいる。

沖田監督は「白石監督が、デリヘルのドラマを一緒にやろうと優しく声を掛けてくれました。恥ずかしながら、今までNo暴力、Noセックスでやってまいりましたものですから、果たして自分にできるのか不安でしたが、原作の持つ、その悲喜こもごもの面白さ、そして、あまりにも魅力的な俳優陣の方々とご一緒できる喜びが大きく、新しい挑戦をさせてもらえることになりました」とコメントを寄せた。

沖田監督を指名した白石監督は「店のオーナーであるミスジ役・松尾さんの厳しくもその根底にある優しさがこの物語のベースを作ってくれているのだなと実感しています。咲田と同級生の仲さんと前野くんも素晴らしいです。この3人の関係がどう変化して物語がどう進むのかもドラマの見どころの一つです。そして、『フルーツ宅配便』を一緒に実写化する相棒として、僕自身がファンであり友人でもある沖田監督に参加していただきました。No暴力、Noセックスでやってきた沖田監督が、どうデリヘルの話を調理するのか楽しみにお待ちください」と今作に関わる人々をリスペクトし、アピールした。

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