岐阜でミニブタ2頭検査なく処分

豚コレラ予防名目、愛護法違反か

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安楽死させられたミニブタが飼育されていた「ぎふ清流里山公園」。右奥は豚舎=12月、岐阜県美濃加茂市

 豚コレラが発生した岐阜県で、県営の「ぎふ清流里山公園」(同県美濃加茂市)が飼育していたミニブタ2頭を、公園を管理する事業者が検査のないまま感染予防目的で殺していたことが3日、分かった。農林水産省は「適切に管理していれば殺す必要はない」としており、家畜伝染病予防法に基づく殺処分には当たらず、動物愛護法に抵触する恐れがある。

 関係者によると、公園は指定管理者制度で運営されており、管理事業者が11月22日、「確実な防疫のため処分したい」と電話で県に相談。県は「やむを得ない」と判断し、27日夜に地元の獣医師が安楽死させて園内の敷地に埋めた。