カイトの教え子、17歳なのに「すさまじい処分」…その理由は

フェイエノールトはユースチームに所属するFWクリセンシオ・スメルヴィーユに対する厳しい処分内容を発表した。

ディルク・カイトが監督を務めるフェイエのU-19チームに所属しているスメルヴィーユは2001年生まれの17歳。オランダユース代表でもある選手だ。

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そんな彼に対してクラブは、来年1月1日までの出場停止、1月2日以降の即時ローン放出、最大限の罰金を科すとしたのだ。かなり重い処分だが、その理由はチームメイトに対する受け入れがたい振る舞いとされている。

現地紙『AD』などによれば、彼は20歳のDFマッツ・クヌースターとケンカになっていたという。また、彼の兄弟もそれに関与したとも。

先月末の練習で2人はヒートアップ。練習後、スメルヴィーユは親族を連れてロッカールームにやってきて、そこで事件は起きたようだ。

この件はクラブ内でショッキングな出来事として受け止められ、トップチームのジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト監督も言及していたという。

ただ、フェイエは処分だけでなく、彼を助けるための精神的指導も行うとしている。スメルヴィーユは厳罰を受け入れたうえで、クヌースターやチームに謝罪した。

6歳からフェイエユースに所属してきた彼は非常に期待されている逸材で、今年3月に初のプロ契約を締結。その際、バイエルン・ミュンヘンやドルトムントも関心を示していたという。

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