新酒告げる巨大杉玉 直径2m、重さは750キロ いすみ・木戸泉酒造

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クレーンで正門につり下げられる直径約2メートルの杉玉=いすみ市

 いすみ市の酒造会社「木戸泉酒造」で、直径約2メートルの巨大酒林(杉玉)が新調され、正門につり下げられた。新酒の季節を告げる師走の風物詩で、行き交う人々の視線を集めている。

 酒林は時間の経過とともに葉の水分が抜けて茶色に変わり、日本酒の熟成を表すという。

 「美しい酒林をつくる会」(田井秀明会長)が、20年ほど前から東日本最大級の大きさにと、こだわり手作りしている。約40人が球状の金型に杉の枝葉を差し込み、バリカンで形を整えるなどして約6時間かけて完成させた。

 今回使用した杉の枝は軽トラック11台分で、750キロもあり、クレーン車を使い高さ約7メートルの正門につるした。

 同社の荘司文雄会長(69)は「今年の初しぼりはバランスよくすっきりした味わい。いい酒ができた」と笑顔で作業を見つめていた。