年末ではお馴染みのミッドウィーク開催となったプレミアリーグ第15節。厳しい日程が続く中、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルというプレミア屈指の好カードが実現した。夢の劇場オールド・トラフォードでユナイテッドがアーセナルの勢いを止められるか。
マンチェスター・ユナイテッド
- 欠場者情報
チーム不調の象徴とも言うべきアレクシス・サンチェスは、11月にハムストリングを負傷したことにより、年内の欠場が濃厚に。UEFAチャンピオンズリーグのヤングボーイズ戦で同じくハムストリングを痛めたヴィクトル・リンデロフは、3週間の離脱が見込まれる。他にも、センターバックのクリス・スモーリングとエリック・バイリー、マルコス・ロホとアントニオ・バレンシアが負傷中。さらにアシェリー・ヤングが累積で出場停止など、DF陣に多くの欠場者を抱えている。
- マッチプレビュー
ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードでアーセナル相手にリーグ11試合負けていない(8勝3分け)。最後に負けたのは2006年9月まで遡り、最も長かったのは1961年3月までつづいた17試合連続負けなしだ。昨シーズンのリーグ戦でアーセナル相手に”ダブル”を達成しているユナイテッドは、今節も勝利すれば2012年9月以来の対アーセナル3連勝となる。
アーセナル
- 欠場者情報
前節で何人かの負傷者が復帰した一方、司令塔メスト・エジルが背中のケガ、グラニト・ジャカが累積による出場停止でユナイテッド戦に出ることができない。ディフェンスラインではハムストリングの負傷ででナチョ・モンレアルが、鼠径部を痛めているコンスタンティノス・マブロパノスが欠場。ロラン・コシェルニーとダニー・ウェルベックが長期離脱中である。
- マッチプレビュー
前節トッテナムとの”ノースロンドン・ダービー”を制したアーセナルは、公式戦19試合無敗と絶好調だ(15勝4分け)。ただ、ユナイテッドとのアウェイ戦を苦手としてるアーセナルは、ミッドウィークに行われるリーグ戦も不得意。昨シーズンに現地時間で火曜、水曜、木曜に行われたアウェイゲームは全て3失点を喫して敗北している。