記録的な暖かさのあとは強い寒気の南下

4日は、南から暖気が流入して全国的に気温が上昇し、アメダス観測点の約4割で12月としての最高気温記録を更新し、福岡、大分、和歌山などでは観測史上初の12月の夏日(最高気温25℃以上)となりました。
5日は西・東日本は暖かさが続きますが、冬の寒気が流れ込む北日本や北陸~山陰の日本海側では気温が下がり、札幌は10℃以上低くなる予想です。
その後は、一時的に暖気が入り、週末に強い寒気が東・西日本に南下してきます。
東京でも週末は、最高気温が10℃前後、最低気温が5℃以下まで下がる見込みです。
寒暖差が大きく、体調を崩しやすい一週間ですので、気象情報に注意してください。

気象予報士・饒村 曜

画像について:12月4日12時の地上天気図と気象衛星画像

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