「カマキリ」化石は別の虫

新発見の絶滅種と判明

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カマキリではないと分かった琥珀の中の化石(中峰空・箕面公園昆虫館長提供)

 岩手県久慈市で2006年に見つかり、国内唯一のカマキリの化石とされていたのは別の昆虫の化石だとする分析結果を、箕面公園昆虫館(大阪府)の中峰空館長らが4日、動物学誌ズーキーズに発表した。カマキリとは分類上の位置付けが大きく異なるカマキリモドキに近く、これまでに知られていない絶滅種。

 昆虫マニアとして、テレビなどを通じ昆虫人気の向上に貢献した俳優香川照之さんに感謝を示すため、本人に伝えた上で「クジベローサ・テルユキイ」と名付けた。

 中峰さんは「この仲間は現在アフリカ南部にしかいないが、大昔には東アジアにも分布していたことが今回分かった」と話している。