近藤ほぼ2倍で初1億、上沢は倍増以上、杉谷は…日ハム、4日は7人が契約更改

契約更改に臨んだ日本ハム・中島卓也、近藤健介、杉谷拳士(左から)【写真:石川加奈子】

中島も1億円でサイン、杉浦や村田も年俸アップ

 日本ハムは4日、札幌の球団事務所で7選手と来季の契約を更改した。年俸、今季成績、来季の目標は次の通り(金額は推定)。

◯杉谷拳士内野手(2100万円→2600万円)70試合104打数24安打9打点3本塁打4盗塁、打率.231
「今年は大きなけがなく野球できたことは良かったですが、まだできるという思いが強いです。僕自身サブで終わりたくない気持ちが強いので、来年はセカンドで(レギュラーを)獲りたいと思っています」

◯中島卓也内野手(8600万円→1億円)132試合391打数102安打23打点1本塁打29盗塁、打率.261
「守備の貢献度が高いと言われましたが、失策数が多いので減らしたいです。今年悔しい思いをしたので、個人的には全試合出場して、選手会長としてレベルアップして、リーグ優勝、日本一を目指していきたいです」

◯杉浦稔大投手(1460万円→1600万円)3試合2勝0敗、防御率2.84
「1年間けがなくしっかりと投げ続けること。その中で、20試合以上投げて、その半分以上は勝ちたいと思っています。とにかくチームの優勝と日本一。終わった時にチームの一つのピースになっていたいなと思っています」

◯上沢直之投手(2400万円→7000万円)25試合11勝6敗、防御率3.16
「僕自身、来年が楽しみです。背番号くらい勝てたら、チームも優勝できるかなと思います。今年は途中失速してしまったので、その反省を生かして、しっかり1年間いい状態で投げきれるようにしたいと思っています」

◯白村明弘投手(2100万円→1850万円)3試合0勝0敗、防御率9.64
「しっかり肩を治療する時間をもらったので肩をしっかり治し、強いボールを取り戻していけば、結果はついてくると思います。具体的数字の目標を言える立場ではないと思っているので、開幕1軍を目指してやっていきたいです」

◯村田透投手(3500万円→5000万円)18試合6勝3敗、防御率3.27
「今年は去年よりはいい数字を残せましたが、もっと勝ちのゲームをつくれたんじゃないかなと思っています。自分の勝利以上に優勝したいので、来年は優勝にしっかり貢献できるように、1年通してやれるように頑張っていきたいです」

◯近藤健介捕手(5600万円→1億円)129試合462打数149安打69打点9本塁打5盗塁、打率.323
「自分の成績とリンクしてチームの成績が良くなるようにしていきたいです。具体的には首位打者は絶対獲りたいし、全試合に出たいと思っています。後輩も増えてきたので、チームの先頭に立つ自覚と責任を持ってやっていきます」(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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