感謝 有終の輝き 日田「日向野イルミネーション祭り」【大分県】

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キャラクターなどのオブジェにともる明かりが見物客らを出迎えている
各家庭に飾られたきらびやかなイルミネーションを眺める子どもたち=日田市上諸留町日向野地区

 日田市上諸留町日向野地区で1日から、「日向野イルミネーション祭り」が始まった。1月3日まで。住民手づくりの恒例イベントは16回目を迎えたが、住民の高齢化などを理由に今回で幕を下ろす。感謝を込めた色鮮やかな明かりが見物客らを出迎えている。

 日向野自治班(菱川一憲班長、24戸)の主催。佐竹享さん(72)宅が始め、徐々に全世帯に広がった。「車で見に来てくれる人が多く、みんながやる気になった」と飾りは次第に増えていった。10年目ごろをピークに来場者が減少し、今回を最後と決めた。

 各家庭や県道沿いには人気アニメキャラクター、クリスマスにちなんだ光のオブジェがずらり。感謝の気持ちをメッセージで伝える仕掛けもある。点灯は午後5時半ごろから同10時ごろまで。

 初日は点灯式があった。日田三隈高ギター・マンドリン部員がクリスマスソングなどを演奏し、市内の岳滅鬼(がくめき)太鼓も盛り上げた。来場者は光の作品を観賞。上野太一ちゃん(6)=市内本町=は「いろいろな明かりがきれい。キャラクターもかわいい」と喜んでいた。

 菱川班長(54)と佐竹さんは「先輩が築いた行事が終わるのは寂しいが、まちづくりのきっかけになった。今後は住民同士の交流イベントを検討したい」と話した。