元日のニューイヤー駅伝 MHPS 同僚らが激励会

 来年1月1日、群馬県で開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場する三菱日立パワーシステムズ長崎(MHPS)マラソン部の激励会が3日、長崎県長崎市の三菱記念会館で行われ、選手たちが「初優勝を目指す」などと力走を誓った。

 MHPSは11月の九州実業団毎日駅伝で3位に入り、10年連続23度目の全国切符をつかんだ。ニューイヤー駅伝は2017年4位、2018年8位と2年連続で入賞している。

 社員、OBら約130人が出席した激励会で、選手たちは同じ部署の仲間とともに登壇して決意表明。8月のジャカルタ・アジア大会マラソンで金メダルを獲得した井上大仁は「エース区間で区間賞を取ってくる」と宣言し、上司や同僚は「フォローするので、自分の力を100%発揮することだけ考えて」などとエールを送った。

 後援会長の石瀬史朗MHPS長崎工場地域統括は「大舞台に立つ喜びを感じて走り、いい結果が付いてきてくれたらうれしい」とあいさつ。黒木純監督は「主力も戻ってきて、戦う雰囲気が全体に出てきた。思いを一つにして頑張る」と力を込め、最後はガンバロー三唱で締めくくった。

ガンバロー三唱で気合を入れる選手ら=長崎市、三菱記念会館

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