800馬力のRX-7に公道走行可な耐久マシン!?|東京オートサロン2019へ向けて、2018を振り返る【プレイバック】

ケン・ブロックが操るHoonicorn V2(フォード マスタング)

日本最大級のカスタムカーイベント。「東京オートサロン」。毎年1月に開催され、自動車やモータースポーツのファンを始め非常に多くの方が集まります。

今回は約1ヶ月後に迫った東京オートサロン2019に向けて、前回のオートサロンではどんなカスタムカーたちが登場してきたか振り返っていこうと思います。

2018年1月に開催された際には、イカついマットブラックに塗られた新型クラウンのカスタムモデルや超VIP仕様につくられた全長7mものアルファード!?、さらには1400馬力にパワーアップしたケン・ブロックのモンスターマシン「Hoonicorn V2」などなど、カスタムし尽くされた展示車両が多く出揃いました。

年々えげつない車両が増えていってる気もしますが、凝りに凝ったカスタムカーが多く正直どれも派手な印象が強かったです。

そこで今回はそんな過去の展示車両を紹介します。

「RE雨宮」がRX-7を本気でカスタム!

K&N; D-1 RE4ROTOR(RE雨宮)
K&N; D-1 RE4ROTOR(RE雨宮)

まず紹介するのはマツダの名車「RX-7」。RE雨宮ブルーに塗られた2台のRX-7が展示されていました。

RE雨宮はロータリーエンジンのチューニングで広い認知を得ており、これまでもスーパーGTやD1グランプリへの参戦で活躍してきました。

前回登場したRE雨宮のRX-7のエンジンは、2017年仕様の20B型3ローターエンジンから、13B型×2で4ローター化しています。さらにターボによって800馬力以上を発揮する、圧倒的なモンスターマシンでした。

映画「マッドマックス」からポリスインターセプターが飛び出した!公道走行可

映画『マッドマックス』に登場する特殊追跡車両・インターセプターにカスタム(ベース車:フォード ファルコン)
映画『マッドマックス』に登場する特殊追跡車両・インターセプターにカスタム(ベース車:フォード ファルコン)

続いて紹介するのはフォード「ファルコン」をベースにした一台。これは1979年に公開されたオーストラリアの映画「マッドマックス」に登場する主人公マックスが乗る「ポリスインターセプター(V8インターセプター ブラック・パースート・スペシャル)」です。

まさに映画からそのまま飛び出してきたのかと思わせる迫力ぶり。ですが、意外にも公認改造登録しており、公道を走行可能です。

耐久マシンが公道を走る!?トヨタ「GRスーパースポーツコンセプト」

トヨタ GR スーパースポーツコンセプト
トヨタ GR スーパースポーツコンセプト

最後に紹介するのは、トヨタがWRCとともに世界規模となるモータースポーツとして参戦するWECへの参戦活動が生かされたコンセプトカー「GRスーパースポーツコンセプト」です。

1000馬力というシステム出力を誇る2.4リッター直噴V6ターボエンジンに前後モーターを組み合わせたハイブリッドシステムをはじめ、カーボンモノコックやサスペンション形状まで、2016年以降実践投入された「TS050ハイブリッド」そのものでした。

しかもこのGRスポーツコンセプト、公開当時には市販化前提という話までありました。その後目新しいニュースがないので詳しいことは不明ですが、なんとも夢のある話ではないでしょうか。

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