アスティーダ(ホーム)初白星 Tリーグ 卓球

©株式会社琉球新報社

 卓球の新リーグ「Tリーグ」に参戦する琉球アスティーダは4日、宜野湾市立体育館で第9戦を行い、TT彩たまを3―1で制して、ホーム戦初勝利をつかみ取った。通算成績を3勝6敗とした。第1マッチのダブルスは江宏傑(ジャン・ホンジェ)と陳建安(チェン・ジエンアン)組が0―2で敗れた。シングルスで巻き返しを狙い、第2マッチでエースの丹羽孝希がディアゴ・アポロニアを下すと、第3マッチではベテランの荘智淵(ジュアン・ジーユアン)がチョン・ヨンシクから2勝目をつかみ取った。第4マッチは陳が吉村真晴と対戦、ストレート勝ちして試合を決めた。次戦は9日、岡山県の岡山武道館で岡山リベッツと対戦する。彩たまは3勝5敗となった。女子は兵庫県高砂市総合体育館で行い、神奈川が日本ペイントを3―1で下し、6勝2敗とした。

▽男子

琉球(11)

 3―1

彩たま(11)

◆声援が力に

 外間政克監督(アスティーダ)の話 ホーム戦初勝利は本当にうれしい。選手も頑張ってくれたが、それ以上にファンの声援が力になり、勝負どころで勝たせてもらった部分がある。12月にもホーム戦があるので、再び一緒に勝利を味わいましょう。

◆立役者・陳 強気で完勝

 第1マッチのダブルスを落とした琉球アスティーダは第2、第3マッチのシングルスで丹羽孝希、荘智淵が勝利。つないだ第4マッチはダブルスで敗れた陳建安が再び登場し、第1ゲームを13―11で競り勝つと、勢いそのままにその後の2ゲーム連取し、ホーム戦初勝利をファンにプレゼントした。3日にKM東京に敗れていただけに、選手もファンも大喜び。熱い声援に陳は「応援があって本当に助けられました」と感謝した。

 陳は江宏傑とのダブルスは「相手にスピードがあって自分らと合わず、流れの良くないまま試合が終わった」と振り返る。しかし、エースの丹羽に続き、「小さい頃からの先輩的存在」の荘が粘り勝ったことで「とても楽になりました」と、勝負を前に気持ちが前を向いた。

 「最近のシングル出場では、自分のプレースタイルを出すのは難しかった」と語るが、力強いスマッシュと素早い展開で、リオ五輪の団体銀メダリストの吉村真晴から主導権をつかむ。「吉村選手はバックのミスが多かったのでそこをついた」と一本一本確実に点を重ね、3―0で完勝した。

 勝利の立役者に外間政克監督は「ベンチから見ても波に乗っていた。ボールに威力があったので、強い気持ちで攻めていこうという助言だけでした」と陳の活躍をたたえた。陳は「これからも貢献していきたい」と話し、ホーム戦勝利の喜びを味わった。

 (嘉陽拓也)