[Reviews]Vol.26 最小で最高な3軸ジンバルOSMO POCKETに首ったけ!日本最速詳細レビュー[前編]

小さな筐体に大きな可能性を秘めて登場!

11月末に発表(店頭発売は12月15日予定)になったコンパクト三軸ジンバルカメラ「DJI OSMO POCKET」が気になっている人も多いかと思います。なにせ、映像の安定性に定評があるDJIの三軸ジンバル機構を手のひらサイズのカメラに搭載し4K60pの高画質映像が撮れるとなれば、冬休みに使わない手はありません。

さて、今回は発売前にいち早くこのOSMO POCKETで遊び倒して、前編後編でレポートしたいと思います。もう手放せません!

手のひらサイズに今までのOSMOシリーズのスペック以上カメラが!

カタログスペックの詳細は発表時の記事をご参照いただくとして、注目すべきポイントは…

ドローンのノウハウが詰まった超小型三軸ジンバルの安定性 12cmの手のひらサイズの携帯性と操作性 4K 60pの高画質 そしてどれだけ遊べるか

の4つかと思います。今回のレビューではこの4点を中心にレポートしたいと思います。

実物は思った以上にコンパクト‼ ポッケやカバンにサクッと入る

さて、まずは開封の儀となります。箱からしてもとてもコンパクト。毎度Apple製品を思わせるパッケージを開封すると…超コンパクトなカメラが出てきます。

パッケージはコンパクトかつオシャレ

本体も非常にコンパクト。MAVIC AIRサイズのカメラが搭載されている

専用ケースも付属。持ち運び時にジンバル部分を保護する

ケースにすっぽりと収納するとポケットの中でもカバンの中でも入れられる

サイズはMaivic AIRくらいの超小型カメラです。ただ、カメラレンズ周りの造形はMavic AIRのそれとは少し違っていて、NDフィルターの流用はむずかしそうです(マグネット式でOSMO POCKET専用NDフィルターが発売予定)。

カメラ部はMAVIC AIRに似ているがレンズ周りは四角い

そして、起動はほんの数秒で完了。これなら撮りたいときにサッと取り出してすぐに撮影ができそう。バッテリーは内蔵式で交換はできませんが、140分もつ耐久性と給電しながら(USB-C)使えますのでそれほど問題はなさそう。

起動はほんの数秒で可能。これならばすぐに撮りたい映像を撮ることができる

本体下面にUSB-Cの差込口がある 設定は本体の1インチタッチスクリーンをスワイプさせることで表示できます。

メニューはアイコンで表現されている

■ 上から下: 設定(バッテリー/ジンバルキャリブレーション/チルト制御/自動電源オフ) 画質クオリティ アスペクト比(4:3 16:9) モニター輝度

■ 右から左: モード変更(動画/写真/タイムラプス/モーションラプス/パノラマ)

※それぞれさらにスワイプすると解像度等の詳細設定可 ■ 下から上: 中心に戻す(画角) セルフィー 低速高速 ジンバル固定 FPV フォロー

■ 左から右: プレビュー

1インチタッチスクリーンは小さいがために操作がたいへんかと思いきや、意外とそんなことはないようです。メニュー内容を把握するまで少し戸惑いましたが、慣れたらまったく問題なく操作することができました。 では、さっそく外に持ち出していろいろと撮影してみましょう。

いろいろ試し撮り! 設定も本体の小型モニターからカンタンに

さて、今回はベトナムから留学しているHânHân(ハンハン)ちゃんとカレシさんにお手伝いしてもらいました。

まずはいっしょに「アクティベーション(ライセンス認証)」。DJI製品はアクティベーションをすることで使えるようになります。でも、OSMO POCKETのアクティベーションはかんたん。OSMO POCKET専用アプリ「DJI Mimo」をスマホに入れたら、そのスマホを接続するだけで手続きがスタートします。OSMO POCKETとスマホはアタッチメントを本体に装着するだけで接続可能です。

スマホ接続用のLightning端子を装着

スマホを接続しただけで専用アプリDJI Mimoがすぐに立ち上がりアクティベーション開始(アプリのインストールは事前に必要)

アクティベーションが終了すればスマホをモニター、コントローラーとして使うこともできる

DJI Mimoのインターフェース。OSMO POCEKT専用に開発されただけあって使いやすい! 右下にある白い円部分でカメラがコントロールできる

準備ができたようなのでHânHânちゃんにOSMO POCKETを持ってもらってイチョウ並木をお散歩してもらいましょう。さ〜後編いよいよ実践です!


[Reviews : OSMO POCKET] ▶︎後編

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