アーセナルは強くなっている エメリ「リヴァプールとの差は大きくない」

アーセナルを指揮するエメリ photo/Getty Images

2、3シーズン後にトップ4の常連となれれば御の字かとも思われたウナイ・エメリ率いるアーセナルは、最初のシーズンからいきなりトップ4の座を勝ち取ってしまいそうな勢いを見せている。開幕直後こそ連敗したものの、着実に勝ち点を積み重ねて現在は4位だ。

トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーも制して士気も上がっており、今のアーセナルが強敵だと誰もが認めている。英『sky SPORTS』によると、エメリも結果に自信を深めている。チェルシーやトッテナムとは同じ領域にいると感じているようで、マンチェスター・シティを除けば他クラブとの差はほとんどなくなってきたと見ている。

「いくつか我々より上のチームがいるね。1チームだけ明らかなのは、マンチェスター・シティだ。しかし現時点でリヴァプールと我々の差はそこまで大きなものではない。勝ち点、パフォーマンス、得点力の面ではチェルシーやトッテナムと同じところにいる。これは現実だ」

「次のユナイテッド戦は大きなチャレンジだ。アウェイゲームでのメンタリティを改善する必要があると分かっているからね。変わる必要がある。アウェイでより強くならないと。チームはそれをやると思う。ユナイテッド戦は新たなチャレンジだ。他よりも大きなチャレンジだよ」

ひとまずマンチェスター・ユナイテッドに勝利できれば、そこからはハダースフィルド、サウサンプトン、バーンリー、ブライトンと格下との戦いが続く。ここで勝ち点を稼ぐことができるはずだ。12月の最後にはリヴァプールとの大一番が控えており、ここまでにリヴァプールとの勝ち点差を詰めることができていれば理想的だろう。年内にトップ4への道筋を見つけられれば、アーセナルにとってこれほど最高のシナリオはないはずだ。

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