トヨタ シエンタ 2列シート仕様と3列シート仕様を画像で比べてみた | 荷室の違いや使い勝手を徹底解説

トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)

シエンタの3列シート仕様と2列シート仕様を徹底比較!

トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)

トヨタの小型ミニバン「シエンタ」に2シート仕様が設定されたのは2018年9月。既に人気を博していたシエンタに新たなバリエーションが加わったことで、ユーザーの選択肢はより広がりました。

ミニバンの購入ユーザーにはファミリー層も多いと思われますが、そういったユーザー全員が多人数乗車をするとは限りません。どちらかというと、広い荷室を求めてミニバンを購入している、という方も多いのではないでしょうか。その場合、ラゲージルームの使い勝手が鍵となってきます。

今回は、シエンタの2列シート仕様と3列シート仕様を画像も交えて徹底比較。自分にとってどちらの方が使いやすそうか、画像で確かめてみてください。

◆2列シート仕様と3列シート仕様の荷室の違いを画像で見る

トヨタ シエンタのエクステリア

トヨタ シエンタ 3列シート/7人乗り仕様
トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)
トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)

▲画像左:3列シート仕様 / 画像右:2列シート仕様

現行型シエンタのひと目で分かる特徴は、なんといってもその個性的な外装デザイン。ヘッドライトとテールランプには「タレ目」にも見えるようなデザインが加えられていて、癒し系にも見えるキャラクターを演出しています。

後部ドアはスライド式が採用されていますが、全体的に丸みを帯びているデザインなので、スライドドア車特有の威圧感は感じられません。

なお、記事内の2列シート仕様のバックドアに貼られている「ファンベース」と書かれたステッカーはオプション装備です。

トヨタ シエンタのインテリア

トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)
トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)

シエンタの内装は、外装同様に丸みを帯びたデザインになっています。オレンジの差し色も相まって、運転が楽しくなるインテリアといえるでしょう。

ティッシュボックスも収納可能な助手席アッパーボックスや、センターコンソール脇に設けられたコンソールサイドポケットなど、使い勝手も追求されています。

トヨタ シエンタの荷室

シエンタの2列シート仕様と3列シート仕様の最大の違いは、もちろん3列目シートがあるかないかという点です。シートの有無だけでなく、それぞれ違う使い方ができるよう設計されているので、どちらが自分のライフスタイルに合うか比較してみましょう。

2列シート仕様

トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)
トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)
トヨタ シエンタ グレード:ファンベース(2列シート/5人乗り仕様)

2列シート仕様の荷室は、3列シート仕様と比べよりゆとりのある空間となっています。室内長は2065mmにも達し、よりアクティブに使うことができそうです。

側面には、オレンジの縁が印象的な「ユーティリティホール」と呼ばれる穴が左右それぞれ9個ずつ設けられています。ユーティリティフックやシステムバーと組み合わせることで自分好みの荷室にカスタマイズできるので、趣味に活かしたい方にピッタリではないでしょうか。

また、大型デッキアンダートレイが装備されていることも特長の1つです。濡れたものや汚れたもの、人に見られたくない荷物を積むことに適しています。

3列シート仕様

トヨタ シエンタ 3列シート/7人乗り仕様
トヨタ シエンタ 3列シート/7人乗り仕様

シエンタの3列目シートは、2列目シートの座面下に収納できるよう設計されています。そのため、収納された状態でシートが邪魔になることはなく、荷室を広く使うことが可能です。2列目シートも畳んだ状態の室内長は、1430mmとなっています。

跳ね上げ式シートと違い、後方視界が邪魔されないことも嬉しいポイントですね。

地上から荷室までの高さが505mmと低床設計になっている点も特長です。重たい荷物もラクラク積むことができます。

[筆者:オートックワン編集部 / 撮影:小林 岳夫]

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