〔海外地震〕ニューカレドニア・ローヤリティー諸島南東沖でM7.5・日本への津波被害の心配はなし(12/5)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間12月5日13:18頃、ニューカレドニア・ローヤリティー諸島南東沖を震源とするM7.5の地震が発生しました。また、15:43頃には付近でM6.6の地震が発生しています。
M7.5の地震を受け、太平洋津波警報センター(PTWC)は津波情報を発表し、バヌアツ、ニューカレドニアなどに対し警戒を呼び掛けましたが、16:09に解除しました。なお、バヌアツ・レナケウでは14:05、最大0.72mの津波を観測しています。気象庁は、日本への津波の有無について調査していましたが、16:00に若干の海面変動の可能性はあるものの、被害の心配はないと発表しました。【12月5日16:20現在、レスキューナウまとめ】

■地震概要
【発生事象】(USGS)
震源地:ニューカレドニア付近(南緯21.9度 東経169.4度)
近隣都市の方角・距離:
西北西 168.2 kmにニューカレドニア・タディーヌ
西北西 254.4 kmにニューカレドニア・ヴェ
西   298.9 kmにニューカレドニア・ル・モン=ドール
西   309.9 kmにニューカレドニア・デュムベア
西   311.1 kmにニューカレドニアの首都・ヌメア

発生日時(日本時間):12月5日13:18頃
震源の深さ:10km
地震の規模:M7.5(当初M7.6)

【余震情報】
5日15:43 M6.6 10km 南緯22.0度 東経169.5度

【津波情報】(PTWC)
観測情報:
 0.72m バヌアツ・レナケウ(5日14:05)
 0.45m ニューカレドニア・ウワンヌ(5日14:54)
 0.43m ニューカレドニア・マレ(5日14:19)
 0.29m ニューカレドニア・リフー(5日14:22)
 0.23m ニューカレドニア・ティオ(5日15:31)

予想津波波高:
5日16:09、震源地周辺で最大0.3mの海面変動が数時間続く可能性と発表。

<当初予想>
 1.0~3.0m バヌアツ、ニューカレドニア
 0.3~1.0m フィジー
 0.3m以下  米領サモア、南極、オーストラリア、チリ、中国、チューク、コロンビア、クック諸島、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、仏領ポリネシア、グアム、グアテマラ、ハワイ、ホンジュラス、ハウランド島・ベーカー島、インドネシア、日本、ジャーヴィス島、ジョンストン島、ケルマディック諸島、キリバス、ミクロネシアコスラエ州、マレーシア、マーシャル諸島、メキシコ、ミッドウェー島、ナウル、ニュージーランド、ニカラグア、ニウエ、北マリアナ諸島、北西ハワイ諸島、パラオ、パルミラ環礁、パナマ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ピトケアン諸島、ミクロネシアポンペイ島、ロシア、サモア、ソロモン諸島、台湾、トケラウ、トンガ、ツバル、ウェーク島、ウォリス・フツナ、ヤップ島

※気象庁によると、日本の沿岸では若干の海面変動の可能性も、被害の心配はない。

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