日テレ版“朝ドラ”出演の尾野真千子「NHKにケンカ売っているのかなと思った」

日本テレビ系の情報番組「ZIP!」(月~金曜午前5:50)内で12月10日にスタートする連続ドラマ「生田家の朝」(午前7:50頃、全13回)の制作発表会見が行われ、企画プロデュースで主題歌を歌う福山雅治、脚本のバカリズム、主人公の平凡なサラリーマン・生田浩介役のユースケ・サンタマリア、その妻・早苗役の尾野真千子らが出席した。

ドラマは年の瀬も迫った2018年12月を舞台に、郊外の新築一戸建てに住む、ごく普通の家庭・生田家の朝を描くもの。主演のユースケは「奥さん役が僕の琴線に触れない人だったら断ろうと思っていたけど、尾野さんだと聞いて、すぐ『やる!』って言いました」と冗談交じりに尾野との共演を楽しみにしていたことを明かすと、尾野も「楽しい感じになるなという予感があった」と応じた。

その一方で、NHK連続テレビ小説「カーネーション」(2011年10月~12年3月=NHK大阪放送局制作)でヒロイン役を務めた尾野は「“朝ドラ”っていうから(NHKに)ケンカ売っているのかなと思った」と苦笑い。また、福山の主題歌が「ママ目線」で作られたことを知ると、「やりましたね。自分が歌の題材になるなんて夢ですよ」とはしゃぐ場面も。

ドラマを企画した福山は「バカリさんとは仕事で何度かご一緒していて、作られるものが本当に面白いので、絶対にやりたいと思った」と、自らバカリズムを脚本に指名したことをアピールすると、バカリズムは「福山さんとは『一緒に何かやりたいね』とお話していたのですが、社交辞令じゃなかったことにびっくりしましたし、うれしかった。これまで深夜で10股不倫する話とかを書いていたので、朝のドラマは新鮮だった」と驚きのオファーだったことを告白していた。

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