医療大使に跡見氏 茨城県庁で委嘱式 現状発信や医師紹介

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いばらき医療大使に任命された跡見裕杏林大名誉学長(左)=県庁

医師確保の一環で茨城県は5日、県内の医療を取り巻く現状の発信や就職を希望する医師の紹介などを行う「いばらき医療大使」に、杏林大の跡見裕名誉学長(74)を任命した。同日、県庁で委嘱式が開かれ、大井川和彦県知事が跡見氏に委嘱状を手渡した。同大使任命は3人目。

跡見氏は愛知県出身の外科医で、2010年〜18年3月まで同大学長を務めた後、現職。県内勤務9年を条件に奨学金を貸与する「地域枠」の同大設置(10年度〜)に関わった。

委嘱式では大井川知事が「医師不足解消のため、やれることはやりたい。今後もご相談に乗っていただきたい」と述べた。跡見氏は「県全体の医療に貢献し、若手医師が来たくなるような提言をしたい」と話した。

同大使は本年度新たに創設し、国内外で活躍し豊富な人脈を持つ医療関係者に委嘱する。(成田愛)