きょう6日(木)は、広い範囲で雨や雪となる。気温は全国的にきのうより5℃前後下がる予想で、各地とも雨に加え、北よりの風が身体にこたえる1日となりそうだ。
広い範囲で雨 北日本は雪
きょう午前5時現在、九州南部や、東海から関東の沿岸部に雨雲がかかっている。このあと通勤・通学の時間帯は九州や関東南部を中心に雨が降り、昼前後には沖縄から北海道にかけての広い範囲で雨や雪となる予想だ。
夜になると西日本から雨は止んでくるものの、あすも雲がなかなか取れずスッキリとしない天気が続く見込み。
また、きょうは全国的に北または東よりの風がやや強く、あすはさらに強まる予想だ。
前日との気温差大 北風でさらに冷たく
日中の予想最高気温は、ほとんどの地点できのうより低くなる予想で、朝からほとんど気温が上がらないところも多い。仙台はきのうより9℃も低い6℃で真冬並みの気温が予想されている。
その他の地域は概ね平年並みの気温だが、季節外れの暖かさだった週前半との気温差に加え、雨や北よりの風に体温を奪われて体調を崩しやすくなる。いずれの地域も、きのうより暖かい服装で出かけたい。
週末は真冬並みの気温
今週の前半は平年に比べてかなり気温が高く、おととい4日(火)は全国のおよそ3割の地点で12月として観測史上最高の気温を観測するなど、季節外れの暖かさとなっていた。
ただ、きょうを境に、気温がグッと下がり、8日(土)と9日(日)は各地で最高気温・最低気温ともに真冬並み(1月下旬~2月上旬ころ)の気温が予想されている。この週末はしっかり冬支度をして過ごしたい。(気象予報士・野口琢矢)