尼神インター・誠子と新川優愛がW主演!! 異色のシンデレラストーリー「ブスだってI LOVE YOU」

テレビ朝日が12月27、28日と2夜連続で放送する年の瀬ドラマの第1夜が、尼神インター・誠子と新川優愛がダブル主演する「ブスだってI LOVE YOU」(深夜0:20、関東ローカル)に決まった。脚本は、元芸人で映画「blank13」(2018年)などの脚本を務め、バラエティーの構成作家なども担当する劇団「TAIYO MAGIC FILM」の主宰・西条みつとしが担当する。

物語はブスで異性から全くモテない三十路(みそじ)前の主人公・川端陽菜乃(誠子)が、同じ美容室で働く美人で常に周囲から優遇されがちな24歳の町田美里(新川)に強いコンプレックスを抱き、意を決して美容整形手術を受けるところから始まる。医療ミスによって、目覚めた時には元の顔のままになってしまった陽菜乃だったが、男性陣からの対応がこれまでとは全く違うことに気付く。同僚からも急に猛烈アタックを受け、どうやら陽菜乃が目覚めた世界では“ブサイクがモテて、美男美女がぞんざいに扱われる”という価値観になっているよう。全てがトントン拍子で軌道に乗り始めていく陽菜乃の人生。反対に、以前はちやほやされていた美里が、かつての陽菜乃の様な存在に。それを見つめる陽菜乃の心境は…。

“ブス”役を演じることになった誠子は「美人役かな?と思ったらブス役だったのでビックリしました」と、軽くボケてから「ドラマが大好きなので、オファーが来たことがうれしいです。ブス役ということなので、ブスの役作りをしなくちゃ! 撮影では新川さんと誠子、どっちが美人役をやっているんだろうと、見ている方が混乱しないように、しっかりとブス役を演じたいと思います。初主演、精いっぱい頑張るので“女優・誠子”をぜひ見て下さい!」と力強くアピールした。

一方、新川は「今回の企画内容を聞いて面白い感覚だと思いました。美里と陽菜乃さんとの対比が難しそうだなと思いますが、楽しく“ブス”を演じていけたらと思っています」と意気込んだ。さらに「世界の美的感覚が変わることで『得るもの』『失うもの』。そして、たとえ“美人”と言われようが“ブス”と言われようが、忘れてはいけない大切な何か。いろいろな気持ちを味わっていける作品になると思います。容姿を通して、いろいろな心の大切さを感じていただけたらうれしいです」と本作のテーマを語った。

なお、12月28日の年の瀬ドラマ第2夜は、大注目クリエーター・松居大悟がおくる異色ノンストップ・パニックコメディー「平成ばしる」を放送する。

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