参加台数318台!AOG湘南里帰りミーティングは人を選ばないメーカー主催イベント
今年で13回目の開催となった、AOG(AUTECH OWNERS GROUP:オーテック オーナーズ グループ)湘南里帰りミーティング。雨が強く屋内でのプログラムに切り替えた昨年とは打って変わって、素晴らしい天候に恵まれました。最近では毎回参加希望者が多く抽選になるほどだそうです。今年の参加者はオーテックジャパンの集計によれば、最終的には318台のクルマ、568名の参加者が里帰りをしたとのことです。
クルマ関連のイベント目白押しのこの時期、今年のAOG湘南里帰りミーティングにも、先週もあのどこそこで見たな、あのクルマいたな、というクルマやオーナーを多く見かけます。普段あまりミーティングやイベントには参加しないが、せっかくオーテック車に乗っているからと、この日だけは参加するという人も少なくないイベントなのです。
決してマニアックではなくても、愛着あるマイカーと秋の気候のいい時期に湘南までドライブ。そんな緩やかで人を選ばない雰囲気やコンセプトも、AOG湘南里帰りミーティングが人気を博し、回を追うごとにますます盛況になる理由なのかもしれません。
また、特定のクルマのマニアではなくとも、「たまたま今オーテック車に乗っているので参加した」という人もかなり多く、話を聞けば、愛車に対する熱い思いはむしろほかの自動車マニアが集うイベントに決して引けを取らない濃密なエピソード、こだわりが飛び出してくるのです。
過不足なくクルマが好き、うちの愛車が一番!など、非カーマニアの熱い思いに触れられる点では、他のイベント以上かもしれません。自然な目線で、生活に溶け込む愛車の姿。「ファクトリーカスタム」を標榜するメーカーオーテックジャパンが主催するが故の特徴、妙味を強く感じることができるイベントでした。
それぞれのクルマが持つストーリーを聞いてみた
これは当たり前なのですが、クルマには一台一台それぞれが、それぞれのストーリーを持っているものです。それをゆっくり聞いていると、一日かけて参加車両の中を歩き廻って10台見られるかどうか、ということになってしまいます。
今年会場でお会いできたのも何かのご縁と、何台かのオーナーの方にお話を伺いました。ここからそんなお話を伺えたオーナーの方と愛車のエピソードをご紹介したいと思います。