レアル・マドリードは今夏に獲得を逃したチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールに対し再び調査に乗り出し、今度こそビッグディールを実現させようとしているようだ。
レアルは今シーズン開幕前に失敗に終わったアザールを獲得を諦めておらず、再アプローチを既にかけているようだ。来夏にアザールを迎え入れるための交渉を行うとされ、2020年まで契約を残すチェルシーに違約金を払う用意をしているとされる。
しかし、チェルシーも簡単に放出する気などなく、今年の夏同様に徹底抗戦の構えを見せている。チェルシーが提示したのは、1億7000万ユーロ(約217億円)とレンタル移籍中のクロアチア代表MFマテオ・コバチッチの完全譲渡。チェルシーはマウリツィオ・サッリ監督の下、コバチッチを重要な選手と考えており、レンタル期間満了時には買い取りオプション行使を画策していた。アザールを放出するのであれば、コバチッチとの契約も併合して行う狙いだ。アザールはレアル移籍を仄めかしているが、スペインメディアでは条件面ではすでに合意との報道も出ている。
