八代たっぷり献立で挑む 東陽学校給食センター全国大会へ

©株式会社熊本日日新聞社

地域の食材を生かした給食を提案した東陽学校給食センターの松田英津子さん(右)と黒川知尋さん=八代市

 熊本県八代市の東陽学校給食センターは、給食の献立を競う「第13回全国学校給食甲子園」の決勝に、九州・沖縄ブロック代表として出場する。県内では初の快挙。栄養教諭の松田英津子さん(45)と調理師の黒川知尋さん(34)は「東陽町の魅力をPRしたい」と張り切っている。

 NPO法人21世紀構想研究会(東京)が、給食を通じて食育や地産地消を推進しようと毎年開いている。今年は全国1701の学校・施設の応募があり、書類審査で12のブロック代表を決定。九州・沖縄は佐賀県も選ばれた。

 東陽学校給食センターの献立は、サツマイモご飯、カボスを添えたヤマメの塩焼き、ヒジキサラダ、かき玉汁。決勝は、2人が1時間で6人分を調理する。

 食材は、東陽町で4年前に始まった養殖のヤマメや八代産のコメ、同市泉町のカボスなど地元産が中心。ヤマメの生産者を学校に招いて話を聞いた食育授業の様子も発表する。

 決勝は8、9日、東京で開かれる。黒川さんは「最初は調理に2時間かかっていた。決勝では練習の成果を出したい」、松田さんは「献立を通して、豊かな自然に恵まれたふるさとの良さを伝えたい」と力を込めた。(中村悠)