「亥」の置物作り最盛期 玉東町の木葉猿窯元

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木葉猿窯元で制作が最盛期を迎えた「亥」の置物=玉東町

 郷土玩具「木葉猿」を作る熊本県玉東町の木葉猿窯元で、来年の干支「亥」の置物作りが最盛期を迎えている。一つ一つ手びねりで作る置物には独特の風合いがあり、今年は2500個作成する。

 干支の置物は、窯元の7代目・永田禮三さん(81)が作り始め、34年目。妻英津子さん(75)、三女の川俣早絵さん(38)と10月ごろから作業を始めた。

 6日は、禮三さんと早絵さんが、躍動感のある姿を粘土で成形。数日乾燥させて、900度の窯で焼き上げた後の絵付けを英津子さんが担当した。

 禮三さんは「新元号に変わる節目の年に、勇気と躍進を象徴するイノシシのように力強く歩んでいけるよう思いを込めています」と話す。

 大(高さ10センチ、2600円)と小(高さ6センチ、千円)の2種類。窯元のほか、熊本市の県伝統工芸館や鶴屋百貨店などで販売している。木葉猿窯元TEL0968(85)2052。(熊川果穂)