華麗なる転身を遂げた美女 台湾チア「ラミガールズ」で輝く元“社長秘書”

社長秘書からラミガールズに転身したリンシャオルーさん【写真:篠崎有理枝】

チューイーさんとは大学のサークル仲間

 今シーズンCPBL(台湾プロ野球リーグ)を制し、2年連続台湾一に輝いたラミゴモンキーズ。日本ハムがポスティングにより交渉権を獲得した王柏融(ワン・ボーロン)外野手が所属していることでも知られており、オフにはロッテと交流試合も行うなど日本との友好関係も深めている。そのラミゴモンキーズのチア「ラミガールズ」は美女揃いだ。そこで、ラミガールズの素顔を紹介する。

 ラミガールズは、ダンスや歌のオーディションで選ばれ、いかにセクシーにダンスを踊れるかが重要だ。人数は現在21人。学生や一般企業で働いているラミガールズもいる。応募の条件はなく、かわいく元気があれば年齢制限もないが、ラミガールズの年齢は非公開。任期も決められていないが、結婚したら引退しなければならない。

 3人目はリンシャオルー(Yashiuan Lin)さんだ。台湾の首都、台北の出身でラミガールズ5年目。サイエンス会社の代表の秘書をしていたが、大学時代にヒップホップサークルで一緒だったチューイー(Chuyi)さんが先にラミガールズに加入し「一緒にやろう」と声をかけてくれたことがきっかけでメンバーになった。

 リンシャオルーさんは、ラミガールズになってから人と接するときの態度に注意するようになったという。

「ラミガールズになる前は、仕事柄電話での対応が多く、人と顔を合わせることが少なかったのですが、今はファンの方と顔を合わせることが多いので、ファンの方の顔と名前を覚えてコミュニケーションをとることを大事にしています。そうすると相手の方も『自分のことを知ってくれている』と喜んでくれます」

一塁を守る陳俊秀内野手の柔らかい体に注目

 野球はラミガールズに入ってから大好きになり、チーム内で注目している選手は陳俊秀(チェン・ジュンシュ)内野手だ。また、日本で注目している選手はロッテのチェン・グァンユウ投手だという。

「陳選手はファーストを守っていますが、捕球するときに足がすごく開きます。体が柔らかいので、皆さんもぜひ注目して見て下さい。日本の野球ではチェン投手に注目しています。かわいいので、ラミガールズはみんなチェン投手が好きです」

 ラミガールズとして何度も日本に訪れているが、日本の球場が素晴らしい球場ばかりで驚いたそうだ。

「日本のドーム球場にまた行きたいです。台湾にはドーム球場がありません。ラミガールズとして札幌ドーム、東京ドーム、京セラドームに行きましたが、すごくいい球場でした。中でも、札幌ドームは展望台から景色が見られるのがすごく好きです」

 リンシャオルーさんは「日本からファンの方が台湾に来てくれるので、とてもうれしく思っています。これからもラミゴモンキーズ、そしてラミガールズをよろしくお願いします」とメッセージを送った。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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