川の水が白濁、山陽新幹線のトンネル工事原因か 西宮

©株式会社神戸新聞社

水が白く濁った津門川=5日午前、西宮市北昭和町(撮影・風斗雅博)

 兵庫県西宮市の津門川で5日に水が白く濁り約150匹の魚が死んでいるのが見つかり、JR西日本は6日、山陽新幹線六甲トンネルの補修工事現場(芦屋市奥山)からモルタルを含む水が流出した可能性が高いと発表した。調査を続け、原因が確認されるまで工事を中止する。

 西宮市から「トンネルから出てくる水が濁り、川の魚が浮いている」との連絡を受け、調査した。

 JR西はトンネル入り口から約7キロ付近で5日未明、天井にモルタル15~16トンを流し込む作業をしていた。JR西の担当者は「通常は約2時間で固まるが、何らかの原因でトンネル東にある取水場や水路を通り、津門川に流れた可能性がある」と説明した。

 同様の作業は1998年から実施し、今年も11月初めから続けているが、材料の流出は初めてという。(竹本拓也)