プレミアリーグ、今最も過小評価されている6名の選手たち

『FourFourTwo』は、「今プレミアリーグで最も過小評価されている6名の選手たち」という記事を掲載した。

シーズンの3分の1を終え、ますます熱い戦いが繰り広げられるイングランド・プレミアリーグ。混戦の首位争いだけでなく、残留争いも厳しさを増していくだろう。

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その中で、今最も過小評価されている6名の選手とは誰なのか?

エメリク・ラポルト(マンチェスター・シティDF)

マンチェスター・シティにはここで取り上げるべき3名の候補がいた。ダビド・シルバは彼の能力に値するほどの評価を得ているかと言われれば微妙であるし、フェルナンジーニョも貢献度が際立っている。

しかし、過小評価という点ではラポルトだろう。ファン・ダイクのようなフィジカルもないし、ストーンズやマグワイアのような国際舞台での活躍もないが、彼がシティに加入してからスタメンで出た22試合で20勝2分けだ。

なのに、ディディエ・デシャンはいつまで彼を見逃すのだろうか。アディル・ラミとママドゥ・サコはそれほどいいディフェンダーなのか?

アンドレ・ゴメス(エヴァートンMF)

マルコ・シウヴァ監督は、エヴァートンの改善はチームの努力であると強調しているが、やはりアンドレ・ゴメスの到着が大きい。

イドリサ・グエイという猛犬を指揮できる男で、落ち着きを加えている。彼は新たなエヴァートンのシンボルである。

バルセロナでは自分の能力を証明できるだけの状況にならなかったかもしれないが、バレンシア時代には優秀さを見せていた。順調にプレーできれば十分に力を見せられる。

マット・ドハーティ(ウォルヴァーハンプトン)

ウォルヴァーハンプトンを語るにおいて、ジョルジュ・メンデス代理人が連れてきた選手たちを無視することは出来ない。モウティーニョ、ネエス、ヒメネス、カヴァレイロ。

しかしウルヴズのサポーターからは、今季のベストプレーヤーはジョルジュ・メンデスの顧客ではないという。それは右サイドバックのドハーティだ。

アイルランド代表でもシェイマス・コールマンの後継者として重要な存在になるべき選手である。

エティエンヌ・キャプー(ワトフォード)

今季のワトフォードは素晴らしいスタートを切ったが、その後調子を落としてしまった。しかしこのチームにはポテンシャルがある。

過小評価されている選手が多く、クレイグ・カスカートは一貫しているし、ロベルト・ペレイラは期待できる点取り屋であるし、ホセ・ホレバスは34歳になっても衰えない。

ただ、キャプーはその中で最も評価を受けるべき選手だ。今季プレミアリーグでもトップ10に入るタックル数を記録しており、まるでエンゴロ・カンテのような仕事をしている。

シェイン・ダフィー(ブライトン)

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのディフェンス能力は、この14ヶ月間のプレミアリーグでも重要な話の一つだろう。昨季の後半戦からは全チーム中でも屈指の力を見せている。

もちろん、それはシェイン・ダフィーだけの貢献によるものではないが、彼はプレミアリーグで最も多くヘッドでクリアをしている選手だ。シュートブロックでも2位だ。

まさに最終ラインで「壁」となっている男は、時にはクラシカルな選手のように見える。しかしそれを愛せる監督と出逢えば、幸せなキャリアを送れるのだ。

フィリップ・ビリング(ハダーズフィールド)

ハダーズフィールドは今まるでワンマンバンドである。ビリングはチーム内のスタッツで言えばシュート数で3位、ドリブルで1位、インターセプトで3位、タックルで1位とチーム内では攻守に欠かせない存在だ。

彼はパーフェクトなMFではない。ポジション取りで規律を欠くことはあるし、波もある。

しかしまだ彼は22歳であり、まだまだ長い道のりがある。これほど早いスピードで成長したセンターハーフもそういない。

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