<レスリング>カイル・スナイダー(米国)が「ヤリギン国際大会」(ロシア)出場を宣言、サデュラエフ(ロシア)へのリベンジ目指す

10月の世界選手権で対戦した2人のオリンピック王者。試合後、スナイダー(右)はサデュラエフの勝利をたたえた

 2016年リオデジャネイロ・オリンピックの男子フリースタイル97kg級金メダリストのカイル・スナイダー(米国)が、世界レスリング連盟(UWW)のインスタグラムで来年1月25日(金)~27日(日)にロシア・クラスノヤルスクで行われる「ヤリギン国際大会」への出場を宣言。10月の世界選手権(ハンガリー)の決勝で敗れたアブデュラシド・サデュラエフ(ロシア)へのリベンジを宣言した。

 2015年世界選手権でも優勝しているスナイダーは、2017年世界選手権(フランス)で、リオデジャネイロ86kg級王者で階級を上げてきたサデュラエフと決勝で対戦。6-5でオリンピック王者同士の激突に勝利し、3年連続世界一に輝いた。

 今年の世界選手権決勝でも同じ顔合わせとなり、今度はサデュラエフが1分11秒、スナイダーの体勢の崩れを逃さずに押さえ込み、フォール勝ちしてリベンジ優勝を果たした。

 スナイダーは2017・18年のヤリギン国際大会にも出場し、ともに優勝している。ロシアは世界選手権代表メンバーを同大会に出場させることを明らかにしており、3度目の対決が実現する可能性は十分。

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