日本海側は大荒れ 太平洋側日差し届く

日本海にある低気圧が発達しながら千島近海に進んで、夜には冬型の気圧配置となる予想です。低気圧の通過に伴って、北日本や北陸では、日中に雪や雨が降るでしょう。風も強く大荒れとなるおそれがあります。7時現在秋田や山形、新潟の一部で暴風警報が発表されています。夕方にかけて警戒してください。夜になると西高東低の気圧配置で、寒気の吹き出しにより西日本の日本海側でも山沿い中心に雪の降る所があるでしょう。東北で日中雨が降っている所も雪に変わる見込みです。あす朝までに、北海道の日本海側で50センチ、東北の日本海側では平地で20センチの雪が予想されています。大雪や路面の凍結による交通障害などにご注意ください。9日にかけて降雪量は多くなりそうです。一方、太平洋側では雲は多くなりますが、午後は日差しがありそうです。気温は、関東や東北ではきのうより5度以上高くなる所もあるでしょう。北海道は真冬並みの寒さとなりそうです。

気象予報士・青山 竜

画像について:7日午後9時の予想天気図。

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