【MLB】レッドソックスがイオバルディ残留を発表 新たに4年約76億円で合意

レッドソックスと新たな契約を結んだネイサン・イオバルディ【写真:Getty Images】

今季は途中にレッドソックスに加入し、ポストシーズンでは防御率1.61

 レッドソックスは、今オフにフリーエージェントとなっていたネーサン・イオバルディ投手と新たに4年契約で合意したことを発表した。契約は4年総額6800万ドル(約76億円)となり、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は「我々はネイサンが復帰することを非常に嬉しく思う」とコメントを発表した。

 この発表を受けて、複数の米メディアがイオバルディの残留を報じ、MLB公式サイトも「イオバルディ、レッドソックスと4年契約に合意」と速報。同サイトは「レッドソックスはオフシーズンにおける重要な任務を遂行した。FAとなっていた右腕で、ポストシーズンのヒーローだったネイサン・イオバルディとの4年契約に合意したのだ」と指摘した。

 イオバルディは今季、ブルージェイズからレイズ、そしてレッドソックスへと移籍。3チームで12勝をマークし、レッドソックスでも3勝。ポストシーズンでは6試合に投げて2勝1敗、防御率1.61の好成績をあげてチームの世界一に貢献した。

 ドンブロウスキー編成本部長も「彼は昨シーズン、チームの為に非常に大きな活躍をしてくれた。地区とワールドシリーズを勝ち抜くうえで重要な役割を果たしてくれた。先発と救援のどちらにおいても、彼のポストシーズンでの活躍は極めて優れていた」とその働きを絶賛しており、2年連続の世界一を狙うレッドソックスにとって、頼もしい右腕がチームに留まることになった。(Full-Count編集部)

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