【熊本県感染症情報】腸管出血性大腸菌感染者、5人報告

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 11月26~12月2日の熊本県感染症情報によると、腸管出血性大腸菌感染症の患者が5人、報告された。通常は夏場に多い感染症だが、肉を十分に加熱しないなど冬場でも感染の危険性はあり、県健康危機管理課が注意を呼びかけている。

 保健所管轄別では熊本市が4人。血清型はO26が2人で、家族間感染だった。O111が1人、O157が1人。宇城の1人は血清型が不明だった。

 同感染症は感染力が強く、わずかな菌数でも発症する。激しい腹痛や、水のような下痢や血便、37度台の熱が出ることもある。予防は原因菌がついた生肉や野菜を食べず、食材は加熱すること。調理器具はこまめに洗う。

 県内50定点医療機関から報告があった感染性胃腸炎の患者数は、前週比88人増の525人で、菊池と荒尾・玉名で警報レベル。水痘は9人増の19人で、山鹿で警報レベルにある。インフルエンザ(80定点)は32人増の69人。1定点当たり0・86人と、流行入り(1・00人以上)が近づいている。

 梅毒が4人、報告された。つつが虫病と侵襲性肺炎球菌感染症、入院を伴う水痘、百日ぜきが各1人、報告された。(林田賢一郎)

(2018年12月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)