「若い選手はもっとやらんかい!」大活躍の本田圭佑、もはや指導者だ

『FTBL』は6日、メルボルン・ヴィクトリーに所属している元日本代表MF本田圭佑のインタビューを掲載した。

今夏のマーケットでオーストラリアに活躍の場を移した本田圭佑。6試合で4ゴール4アシストと大きな結果を残しており、Aリーグの歴史上でも屈指のスター選手だと評価を高めている。

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彼は以下のように話し、自分はオーストラリア人選手のメンタリティなどを変えるためにやってきたんだと語ったという。

本田圭佑 「僕は、特に若い選手には言っている。もっとやるようにと。さらに努力をするべきだと。休みの日にもね。

僕がここにいる理由は、彼らのメンタリティや特性、習慣を変えたいと思っているからだ。このチームにおいて、変えたいと思っているのはそれだ。

イタリアやロシア、オランダでプレーしていたとき、僕は人々を驚かせた。それは日本人やドイツ人の典型だと思う。

彼ら(日本人、ドイツ人)は毎日努力する。それが普通だ。しかし、オーストラリアの人々にとってそれは普通じゃないんだと思う。

僕にとっては奇妙だが、別に問題はない。自分は休みがあっても練習をすることが好きだからね。

いい反応があるよ。特にカール・ヴァレリやリー・ブロクサム、経験豊富なオーストラリア人選手から。彼らは僕を理解してくれているし、助けてもくれる。僕はとても信頼しているよ」

「我々のグループは、ビジネスだけではなくチャリティーでの活動も増加しているので、毎年さらに忙しくなっているよ。

時間の使い方については毎年苦労している。しかし、僕は同時に多くのことをやるのが好きだ。

本当にタフだ。両方を管理する方法を学んでいるよ。特に、カンボジア代表についてはね。これは新しい経験だ。

最も難しいのは、カンボジアの練習だよ。僕がカンボジアの選手を教えることがね。誰もやったことがない。プレーしながらマネージメントするのは。

また、一人でトレーニングしなければならない。本当に難しいよ。十分な時間も取れない。カンボジアでは英語のレッスンも受けているからね。しかし、僕は自分を変えるのが好きなんだ」

また、今季メルボルンで本田圭佑と同僚になったドイツ人DFニーダーマイアーも以下のように話し、オーストラリア人選手には努力が必要だと強調したという。

ゲオルク・ニーダーマイアー 「正直に言えば、僕はオーストラリア人よりもケイスケの態度のほうがよく分かるね。

高い気温が練習を日に1回にさせる。しかし、午後も休むべきではない。ケイスケはいい例だよ、特にこの国の若い選手にとってね。もっと努力し続けるべきだ。休みの日は特に。

我々は多くの時間を持っている。スタメンに入らなかった時は特にね。もっと練習できる」

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