【プレミアリーグ】手負いのチェルシーはシティから勝ち点を奪えるか⁉ 第16節プレビュー ~part3~

敗戦直後のチェルシーにシティが襲い掛かる

プレミアリーグの前半戦も残すところあとわずかとなった12月、寒さも吹き飛ぶビッグマッチが実現した。少しずつ綻びが見え始めたチェルシーは、マンチェスター・シティにリーグ初黒星をつけることができるか。

チェルシー

  • 欠場者情報

今シーズンここまで負傷者を最小限に抑えてきたチェルシー。膝に軽度の痛みを抱えるロス・バークリーや、11月末に背中にケガを負ったヴィクター・モーゼスがいるものの、スカッドに大きな変動はない。

  • マッチプレビュー

前節ウォルバーハンプトン戦に敗戦し、順位を4位に落としたチェルシー。すでにシティと勝ち点「10」まで開いており、直接対決で負けるようなことがあれば、今季の優勝は厳しくなるだろう。チェルシーはシティとのプレミアリーグ直近18試合の対戦では11勝5分けだが、最近2試合で連敗を喫している。またチェルシーは敗戦した2試合で計7本しかシュートを放っていない。昨シーズンのプレミアではリーグ3番目に少ないシュート数である。

コミュニティ・シールドでも同カードは実現

マンチェスター・シティ

  • 欠場者情報

11月初旬のカラバオカップ4回戦に出場したケビン・デ・ブルイネは、靱帯を損傷して約4~6週間の離脱。11月中旬に左ひざの手術を行ったバンジャマン・メンディもしばらくゲームに出られない。また、1週間前に鼠径部を痛めたセルヒオ・アグエロの出場は微妙、オレクサンドル・ジンチェンコは鼻を骨折したため欠場は濃厚となっている。

マッチプレビュー

勝ち点が早くも「41」まで到達したシティは、今節チェルシーを倒せばライバルを一つ蹴落とすチャンスを迎えている。リーグ戦で対チェルシー公式戦3連勝中のシティは、今節勝利すれば161回の対戦で初となる4連勝となる。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はキャリアでチェルシーと戦った最初の7試合で勝利できていなかった(4分け3敗)。ただ、8試合目以降は全勝を果たしている(3勝)。レロイ・ザネは先発したリーグ戦では必ずゴールかアシストを記録しており(8ゴールに関与)、途中出場を含めれば6ゴール5アシストを記録している。

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