6日にスペイン国王杯ベスト32の2ndレグでメリリャと対戦したレアル・マドリードは、1stレグで4-0の大勝を収めていることもあって主力の大半を温存。若手を中心とした構成で臨んだ。
フェデリコ・バルベルデやヘスス・バジェホ、ヴィニシウス・ジュニオールなど期待の若手が先発のチャンスを得たわけだが、今のレアルにはもう1人注目してほしい若手選手がいる。残念ながら今回は出場しなかったが、メリリャ戦でベンチに入った21歳FWクリスト・ゴンザレスだ。
センターフォワードを主戦場とするクリスト・ゴンザレスは現在レアル・マドリード・カスティージャでプレイを続けており、そこでは15試合6得点2アシストと好調を維持。スペイン『MARCA』は得点を量産していることから、「レアル・マドリード・カスティージャのクリスティアーノ・ロナウド」と名付けているのだ。
今回は出番がなかったが、メリリャとの1stレグでは途中出場から得点も記録している。同メディアはサンティアゴ・ソラーリの下で出番が増えるのではないかと期待をかけており、クリスト・ゴンザレスもユヴェントスに去ったロナウドの後継者候補の1人に加えてもいいかもしれない。
センターフォワードの位置でもカリム・ベンゼマ、マリアーノがいるが、得点面においてベンゼマはあまり評価されていない。ガレス・ベイルを含め、今のレアルなら前線に割って入れるチャンスがある。若手を積極的に起用しているソラーリは今後も国内カップ戦などでテストしてくるだろう。クリスト・ゴンザレスの名前がファーストチームに入っていれば要注目だ。