『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』予告編完成!“性に悩む青年の挫折と成長”をミュージカルタッチで描く

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2019年2月22日(金)より全国公開される『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』より、予告編と場面写真が到着した。

本作は、これまで無名だった監督と主演にもかかわらず、映画批評サイトRotten Tomatoesで満足度92% flesh(11月12日現在)をたたき出し、海外の映画祭で数々の観客賞や優秀賞(映画祭で18の賞にノミネートされ14受賞!)に輝いた注目作。

昨年のアカデミー作品賞にまで上り詰めた『ムーンライト』に代表されるように、今アメリカで、映画やドラマの潮流の一つは、今までセンターでスポットを浴びることのなかった、白人以外のセクシュアル・マイノリティを主要キャラクターに並べた作品。まさに本作もその流れの真ん中にいる。一足先に公開した海外では、「もう『ムーンライト』か、『ラ・ラ・ランド』か迷わなくてもいいんだ!この2作品がブレンドされて、新たな魅力的な作品が生まれた」(VRIETY紙)と高く評価された。

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初監督・初脚本となるデイモン・カーダシスが、ボランティアを務めていた教会での実体験と綿密なリサーチをもとに、LGBTの人々が直面する厳しい現実や社会問題に焦点をあてたもので、実在するLGBTの人々のための支援プログラム“サタデー・チャーチ(土曜の教会)”を舞台に、若者たちの経験談が物語を紡いでいく。セクシュアル・マイノリティであることによる学校でのいじめや、家族でさえ自分のことを理解してくれない孤独や家出などの辛い現実の一方で、土曜の夜の教会での新たな仲間との出会い、そして恋愛模様も描かれている。物語が進むにつれて主人公の辛い経験が増え、現実逃避をするかのようにミュージカル調に歌い上げる空想も同調して増えていく。その空想は教会で出会う仲間たちにも広がり、彼らのダークな人生の中に光が射した瞬間をミュージカルタッチで描いているのも見所のひとつとなっている。

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学校でいじめられ、弟にも女装しているところを見られ、叔母にきつく叱られる主人公のユリシーズ。自分の心を隠して生きる孤独な日々だが、とある場所でトランスジェンダーたちに“サタデー・チャーチ<土曜日の夜の教会>”に誘われる。そこは昼の教会とは打って変わって、たくさんのセクシュアル・マイノリティの若者たちが、ざっくばらんに語り合ったり、ダンスしたりする場所。ユリシーズも初めてのその解放された空間に自分の居場所を見つけられたことに気付く。家では隠れてやっていた女装も、出会った友人たちに勧められ化粧を体験。しかし、何とか息子を理解しようと努力する母にも「悩ませないで」と言われ、家族に存在そのものを否定されてしまうユリシーズ。家を飛び出し、ホームレスになったユリシーズに、人生を変える数々の出来事が巻き起こり…。

主人公に訪れる<家族との不和>や<恋愛の高揚感>、<未来への不安>や<自分自身との闘い>は、セクシュアル・マイノリティに限らず、誰もが共感できるドラマとなっており、花びら舞うニューヨークで主人公が歓喜の表情で歌う姿は、人生の新たな一歩を踏み出したい全ての人に勇気と感動を与える美しい一場面となっている。

ストーリー概要

ニューヨークのブロンクスに暮らす青年・ユリシーズは父親の死をきっかけに「美しくなりたい」という思いを抑えられずにいた。ある夜、ストリートで出会ったトランスジェンダーのグループに「土曜の夜の教会(サタデーナイト・チャーチ)」へと誘われる。そこは静かで厳格な昼間の教会とは異なり、ダンスや音楽を楽しみながら、同じ境遇の仲間と語らう場として開放されていた。学校でも家庭でも孤立していたユリシーズは、その自由な雰囲気に夢中になりながら、少しずつ自分を解放してゆく。ところが、家族にハイヒールを見つけられ、自分の存在そのものを否定されてしまう。家を追い出され街を彷徨うユリシーズに、人生を変える数々の出来事が待ち受けていた―。