完璧だ…1つのパスと超絶トラップで勝負あり。

日本時間今月3日(月)に行われたリーガエスパニョーラ第14節で、首位バルセロナとの勝ち点差は「1」と迫っていたアトレティコマドリ―は好調を維持するジローナとアウェイで対戦し、1-1のドローに終わった。

この試合、アトレティコは終盤にオウンゴールという形で同点へと追いついたが、それは二人の見事なプレーによって生み出されたものといっていい。

1つのパス、1つのトラップが勝負を決めた。

81分、自陣深くでボールを奪ったアトレティコのFWアンヘル・コレアがドリブルでボールを前に運ぶと、一気に前線のFWジエゴ・コスタへとロングフィード。

コスタは左足を伸ばし、見事これを足元へと絶妙のコントロールでおとした。ジローナDFホナス・ラマーリョは必死に足を出すことが精一杯で、結果ボールはゴールへと吸い込まれていった。

記録はオウンゴールになるが、間違いなくコレアとコスタ、2人でとった同点弾だ。

自陣深くから正確なロングフィードをおくったアンヘル・コレアはアルゼンチン代表の23歳。9月末にはクラブとの契約を2024年まで延長した今好調のアタッカーだ。今シーズンから「10番」を背負いクラブからの期待も大きい。

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