初めて行く方必読!ニューヨーク現代美術館(MOMA)の行き方から入場料まで細かく教えます

現代美術館(MOMA)にハマりかけてる生粋のニューヨーカーです。

ニューヨークに移住してから美術館に興味を持って足を運ぶようになりましたが、数々ある有名美術館の中で一番好きなのが現代美術館(MOMA)です!

もしあなたがアートに興味がなくても、テレビや本などで一度は見たことがあるゴッホやピカソ、ルソー、シャガールなどのヨーロッパの巨匠から、アンディ・ウォーホール、ジャクソン・ポロック、ジャスパー・ジョーンズなどのアメリカの巨匠まで幅広い作品が現代美術館(MOMA)では展示されています。

この記事では現代美術館(MOMA)の行き方から入場料、持込める物、美術館を回る際の注意事項やインスタ映えする巨匠のおすすめの作品など読むとためになる内容をご紹介します。

現代美術館(MOMA)に地下鉄を使って行く方法

現代美術館(MOMA)は53stの5Aveと6Aveの間にあり、近くにヒルトンホテルがありますので目印にしてください。

現代美術館(MOMA)まで地下鉄で来られる方は「画像付き!英語が全くできない人でもご安心を!ニューヨークの地下鉄の切符を買う方法」の記事を参考に地下鉄のチケット(メトロカード)を購入ください。下車するのは青色のE/Mの5Ave 53stの駅になります。

またタイムズスクエアやロッカフェラセンター付近にいる方は歩いて15分以内現代美術館(MOMA)に到着できると思いますので、Google mapなどを使って歩くのもいいと思います。

現代美術館(MOMA)の営業日と入場料

現代美術館(MOMA)の営業時間は10:30〜17:30(金曜のみ20:00まで)になり、休館日はサンクスギビング(11月の第4木曜日)とクリスマス(12月25日)のみになります。

**1:大人25ドル
2:学生14ドル(学生ID必須)
3:子供無料(16歳以下/学生ID必須)
4:高齢者無料(65歳以下/学生ID必須)**

学生割引などの割引制度を使う場合はID(顔写真付きのIDならパスポートが一番確実)が必須になりますので必ずIDを忘れないようにしてください。もし確認が取れない場合は割引対象者でも大人料金で入る場合がありますので、ご注意ください。

また毎週金曜日の夕方4時以降は「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」で無料で入場ができます!

あの「ユニクロ」がサポートしているイベントで、毎週金曜日は無料で入場できる「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」が開催されており、入場無料だけでなく「Moma Design store」や管内のカフェの料金が10~20%割引で利用することが出来ます。

ですが、金曜日は無料で入れるということもあり、世界中から旅行で来られている多くの観光客の方が訪れますので、人が多い人混みの中動かないといけないのだけは覚悟してください。

なので、現代美術館(MOMA)の作品を見たくない人は別の日に行かれることをおすすめします。

現代美術館(MOMA)に持込めるものについて

現代美術館(MOMA)には横28cm 縦38cm 幅13cm以上のものは一切持ち込めないです。

なので、手荷物がある場合は荷物を手荷物預けセンターで預ける必要があります。預ける際に荷物と引き換えに小さな数字の書かれたプレートがもらえるので、必ず無くなさないようにしましょう。これが無くなると荷物の受け取りまでの本人確認など色々手間がかかると予想されます。

また以下のものは預けることができませんので、ご注意ください。

**1:スーツケースなどの大きな荷物
2:貴重品
3:自転車**

数年前は預けれなかったパソコンやカメラなども今では預けれますが、もし預けた際に破損した場合一切現代美術館(MOMA)側は責任は取りませんのでご注意ください。

破損の恐れがあると書いた理由は預かった荷物は床上に置かれることもあり、他の荷物と衝突するなどのハプニングから破損する可能性もあります。

現代美術館(MOMA)の作品が展示されている2階フロアーに行く前に入場チケットと持ち物検査は必ずされますので、2階フロアーにリュックなどの大きな荷物を持ったまま入場すると必ず止められますので、必ず大きな荷物等は手荷物預けセンターに預けてから行きましょう。

現代美術館(MOMA)で作品を見る際の注意事項

現代美術館(MOMA)では写真撮影は問題ないですが、テレビ電話やライブ等の動画撮影やフラッシュをたいた撮影などは禁止されています。

また現代美術館(MOMA)の展示物の中には作品がケース入ってない場合もありますので、ご注意ください。

現代美術館(MOMA)の公式アプリを利用する

現代美術館(MOMA)では日本語で展示物の紹介を聞くことができるアプリをリリースしています。

現代美術館(MOMA)の館内では無料でWifiが利用できるので、展示物を観覧しながらアプリを利用することが出来ます。

ですが、紹介されているのは数点のメジャーな作品のみになりますので、気になる作品があった場合はお手元のスマホで調べるのがいいかと思います。

無料音声ガイドと無料ガイドブックをもらいましょう

現代美術館(MOMA)では日本語の音声ガイドレコーダーが無料で借りることができます。

音声ガイドレコーダーの受け取りカウンターの反対側にガイドブック専用のカウンターがあるので、そこでは日本語ガイドブックが無料でもらうことが出来ます。

また、もし1階で受け取れなかったでもは各フロアのエスカレーター付近にガイドブックカウンターがありますので、そのカウンターで受け取ることができます。

館内にある現代美術館(MOMA)が運営する「Moma Design store」では現代美術館(MOMA)の展示物の日本語ガイドブックも24.95ドルで販売していますので、それを購入して作品を見ながらガイドブックを見るのもアリですね。

現代美術館(MOMA)のおすすめ展示5選

現代美術館(MOMA)の作品は教科書で一度は見たことがある作品が展示されている場合が多く、アートに興味がない方でも楽しめる美術館です。

**1:星月夜(ゴッホ)
2:The Sleeping Gypsy(アンリ・ルソー)
3:Green Still Life (ピカソ)
4:Dynamic Hieroglyphic of the Bal Tabarin(ジーノ・セヴェリーニ)
5:睡蓮の池に映る雲の反映(クロード・モネ)**

所蔵作品数は15万以上と言われており、全部をしっかり見ようと思うと1日かかってしまいますのでこの記事では著名芸術家の作品で人気の作品5点を紹介します。

また、初めて現代美術館(MOMA)に行かれる方でも見つけやすように上の7点の作品は5階フロアー19世紀後半から20世紀前半にかけてのヨーロッパで盛んだったポスト印象派のゴッホやピカソなどの教科書に載っている作品が多々展示されているフロアーから5つ選び抜いた作品です。

1:星月夜(ゴッホ)

この作品は教科書でもよく見るゴッホの「星月夜」の作品です。

「星月夜」は5階フロアーで一番人気の作品で専用のセキュリティーが常時いるくらい厳重に警備されており、作品に描かれている雲が人によって見え方が異なると説明が書かれていたのが印象的でした。

2:The Sleeping Gypsy(アンリ・ルソー)

この作品は独学でアートを学んだアンリ・ルソーが書いた「The Sleeping Gypsy」です。

この作品は説明が難しいので公式アプリ内の日本語音声を聴きながら、絵の中にいる動物たちの変化や不思議な物語をイメージして楽しんでください。

3:Green Still Life (ピカソ)

この作品はピカソの「Green Still Life」という作品です。

この作品はピカソが当時色鮮やかな作品を書いて来なかった中で、この「Green Still Life」は他のピカソの他の作品でも見れない色の使い方をしているのが特徴的です。またさらに同じ5階フロアーには、

キュビズム時代のピカソの作品も見ることができますので、是非先ほどの作品と見比べて19世紀後半から20世紀前半にかけてどのようにアートの世界が動いたかをイメージしてください。

4:Dynamic Hieroglyphic of the Bal Tabarin(ジーノ・セヴェリーニ)

この作品はキュビズムの影響を大きく受けたジーノ・セヴェリーニの「Dynamic Hieroglyphic of the Bal Tabarin」です。

この作品は1910から1930年代初頭まで続いたロシア帝国・ソビエト連邦における各芸術運動「ロシア・アヴァンギャルド」の戦争と革命のさなかに生まれた芸術運動ロシア・アヴァンギャルドの系統の色使いが特徴です。

5:睡蓮の池に映る雲の反映(クロード・モネ)

最後の作品はモネの「睡蓮の池に映る雲の反映」です。この作品は水生植物の睡蓮を題材に描いた一連の絵画で他の作品に比べてかなり大きなキャンパスに書かれており、作品だけて1つの展示スペースを使ってしまうほどの大きさに描かれた作品は一度は見ておくことをおすすめします。

ニューヨークの現代美術館(MOMA)に行かれる方へ

冒頭にも書きましたが、無料で現代美術館(MOMA)に入場できる「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」は多くの人が訪れ、上の写真のように館内が大変混み合うことが予想されますのでゆっくり作品が見たい方は別日にいかれることをおすすめします。

また時間が余った方は「Moma Design store」でお土産を見ることもおすすめします。

この「Moma Design store」は現代美術館(MOMA)が運営しているお土産に使えそうな商品が売っており、ニューヨーカーの家にありそうなお洒落な食器やアクセサリーなどが販売しています。

販売されている商品の中には現代美術館(MOMA)限定の商品もあり、この記事を書いたときはベースボールキャップで有名なブランド「New Era」とコラボしたキャップが販売されていました。

この「Moma Design store」は現代美術館(MOMA)の館内とブティックが立ち並ぶソーホーにも店舗があり、ソーホーの店舗は「子供向けのお土産もあり!ソーホーにある現代美術館(MOMA)デザインストアでお洒落土産を買おう」で詳しく紹介しているのでそちらを参考にしてください。

インフォメーション

オススメ度 : ★★★★★
住所:11 W 53rd St, New York, NY 10019 アメリカ合衆国
電話番号: 1 (212) 708-9400
営業時間:10時30分~17時30分(金曜日のみ10時30分~20時00分)
最寄り駅:5Ave 53st(EM線)
WIFI:あり
電源:あり
トイレ:あり
ホームページ:http://www.moma.org/

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