9人の戦争・被爆体験収録 諫早市が第3集

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 諫早市は、市民から寄せられた戦争や被爆体験記を収めた小冊子「戦争のない未来へ~子どもたちへの伝言~」第3集を作成、刊行した。2015年度以降、市民9人が寄せた体験を次世代に伝える。
 市は07年度から市民の戦争、被爆体験を収集し、11年に第1集を刊行。14年の第2集、17年の総集編に続き、4冊目の刊行。
 今回は、戦争体験6編と被爆体験3編の計9編を収録。高来町の荒木登志男さんは1945年夏、米国の戦闘機が止まっている汽車を襲撃する光景や同町湯江から見た長崎原爆のきのこ雲などを丁寧につづった。当時、国鉄車掌だった小長井町の原田シヅヨさんは原爆直後、けが人を救援列車に抱えて乗せ、道ノ尾駅から諫早駅などを何度も往復した経験を証言した。
 A4判、60ページ。市立図書館・図書室に配布。市ホームページでも公開している。市企画政策課は随時、体験談を募集しており、聞き取りでも対応する。同課(電0957・22・1500)。

諫早市が発行した戦争・被爆体験手記「戦争のない未来へ~子どもたちへの伝言~」第3集